デザインセンスがなくてもできる!自分でチラシを作る5つのコツ
投稿日:2025.03.01
自分でチラシを作るとき、デザイン経験のない人にとっては「これでいいのかな」と迷うこともあるかもしれません。
しかし読まれるチラシは、デザインセンスがなくても作ることができます。反響の出るチラシ作りのコツをご紹介します。
シンプルを意識する
おしゃれなチラシやインパクトのあるチラシなど、世の中にはさまざまなデザインのものがあふれています。では人に読まれるチラシとは、どんなデザインなのでしょうか。
業種によってもチラシのデザインは異なりますが、すべてに共通することは「情報をシンプルにすること」です。
せっかくチラシを作るのであればおしゃれな感じにしたい、たくさんの魅力を伝えたいなど、要望は多くあると思います。しかしおしゃれで情報が盛りだくさんなチラシが、必ずしも読まれるとは限りません。
読み手が求めているのは「読みやすさ」であり、シンプルな内容はストレートに読み手の心に届きます。
例えばおしゃれなチラシであっても、一目見て何のチラシなのかが分かりにくければ興味を持ってもらえないかもしれません。
またたくさんの情報を詰め込んだチラシはゴチャゴチャした印象を与え、読むことを面倒に感じさせてしまいます。
そもそもチラシを受け取った人は、チラシに興味がないことが大前提です。そのためチラッと見ただけで読まずに捨てられてしまうことがほとんどでしょう。捨てられないチラシにするためには、手に取ったほんの数秒で何のチラシかを伝える「分かりやすさ」が必要となります。
ペルソナを設定する
チラシを作るとき「せっかく作るのだから、なるべくたくさんの人に見てもらいたい」と思い、誰にでも当てはまるような内容になってしまうことがあります。
しかし当たり障りのないキャッチコピーや内容は、結局誰に向けたチラシなのかが分かりにくくなり、本来伝えたいメッセージがぼんやりとしてしまいます。
そうなるとチラシの内容は誰にも刺さらないまま、読まれず捨てられてしまうチラシになってしまうでしょう。
読まれるチラシにするためには、「誰に向けたチラシなのか」をはっきりさせることが大切です。まずはターゲットを絞り、ペルソナを設定しましょう。
ペルソナとは性別や年齢、職業や家族構成、趣味など、仮想の人物のプロフィールのことを指します。このペルソナは細かければ細かいほどよく、絞れば絞るほど顧客のニーズを把握しやすくなります。ペルソナを設定するコツは、あたかも実在する人物であるかのように具体的なプロフィールを作ること。ペルソナを設定することで、チラシの色やデザインなども、どのようにすればターゲットに好まれるのかが分かってきます。
情報の優先順位を決める
文字が多すぎるチラシは読む気を失わせるといいましたが、内容をシンプルに分かりやすくするためには、情報に優先順位をつけましょう。
例えば飲食店のチラシの場合、季節限定や看板メニューなど、特にオススメしたいメニューを大きく載せます。すべてのメニューを載せたい気持ちはグッとこらえ、そのほかの情報は控えめにしておきましょう。優先順位をつけることでメッセージが明確になり、読み手に伝わりやすくなります。
チラシのデザインの5つのコツ
いざチラシを作るとき、具体的にどんなことに気を付ければよいのでしょうか。項目ごとにポイントを解説します。
1.文字の大きさ
文字の大きさは目立たせたいところを大きくすることが基本ですが、狙っているターゲットによっても文字の大きさは異なってきます。
若い世代に向けたチラシであれば小さな文字でもかまいませんが、シニア層に向けたチラシであれば大きく読みやすい文字サイズを意識しましょう。
2.書体
文字の書体をどうするのかによって、チラシの雰囲気は大きく変わります。ターゲットが好みそうな書体にすることで、「ちょっと読んでみようかな」と興味を持たれやすくなります。
ゴシック体はすべての世代に向けて読みやすい書体であり、力強さや安定感を感じさせます。特に男性に好まれる傾向があるので、男性向けのチラシにはゴシック体がおすすめです。
一方女性向けチラシの場合、細字丸ゴシックや手書きフォントが好まれます。丸く細い書体は、可愛らしさや洗練された印象を与えます。
また明朝体は、落ち着きや知的な印象を与えるという特徴があります。和風デザインのチラシや、高齢者向けのチラシと相性がよいでしょう。
一つ注意したいのは、使う書体の種類は2〜3種類程度にしておくとよいということ。あまりにも多くの種類の書体が混在していると、統一感のないガチャガチャとした印象のチラシになってしまいます。
3.行間と余白
読みやすく分かりやすいチラシデザインにするためには、行間や余白も上手に使うことが大切です。
行間はなるべく広くとりましょう。行間が広いことでゆったりとした印象になり、読みやすさを感じさせます。また余白はあえて作ることで情報のカテゴライズが見やすくなり、洗練された印象を与えます。
4.色の使い方
色の使い方は、チラシの印象を大きく左右する大きなポイントとなります。
内容を目立たせるために多くの色を使いすぎると、逆に何が重要なのかが分かりにくくなってしまいます。そのため色は2〜3色程度に抑えておきましょう。
まずはメインカラーを決め、それに合う色を組み合わせていくとバランスがとりやすくなります。
また色の印象を利用することで、狙ったターゲットに読んでもらいやすくなります。例えば次のような具合です。
- 柔らかいパステルカラー…女性的
- 黒やグレーなど暗い色…男性的
- カラフル…子ども、若者向け
また色には、それぞれのイメージがあります。伝えたいイメージにあわせて色を選ぶとよいでしょう。
- 白…清潔感、信頼感、ピュア
- 黒…高級感、神秘的、威厳
- 赤…活気、情熱、出費
- ブルー…信頼感、誠実、知性
- グリーン…癒し、さわやかさ、若さ
5.視線の動きを意識した配置
人の視線は横書きの場合、左上→右上→左下→右下のように「Z」の動きで移動していきます。また縦書きの場合は、右上→下 →左上→下と「N」の動きをします。そのため重要なことや最も見てほしいことは、横書きの場合は左上、縦書きの場合は右上に配置するとよいでしょう。
見出しや文字の入れ方も視線の動きに合わせて配置することで、読み手がストレスなく読むことができ、情報も伝わりやすくなります。
写真やイラストを置く場合も、紙面の上の方に配置することで読み手を惹きつけやすくなります。
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