チラシは自分で作れる!チラシ作成のコツと失敗しないポイントを解説
投稿日:2024.07.05
チラシ作成はプロに任せると安心ですが、コストを抑えたい場合など自分で作ることもできます。
しかし闇雲に作成しても、期待する効果は得られません。自分でチラシを作成するときに注意したいポイントや、チラシの効果を最大限高めるコツを解説します!
チラシ作成のステップ
チラシを作成する際、最初にチラシの内容やデザインから考え始める人が多いのではないでしょうか。
しかし読み手に刺さるチラシにするためには、デザインよりも先に考えるべき項目があります。チラシをより魅力的な仕上がりにするための作成ステップをご紹介します。
1.チラシの方向性やターゲットを絞る
チラシを作るときにまず考えるべきなのが、「誰に向けたチラシなのか」「何のためにチラシを作るのか」ということです。
ターゲットやチラシの目的が明確になっていないままチラシを作っても、誰にでも当てはまるようなぼんやりとした仕上がりとなってしまい、結局誰の心にも刺さらず捨てられてしまいます。
ターゲットやチラシの目的を明確に絞るには、ビジネスやコミュニケーションの場面でも用いられる「5W1H」に沿って考えるのが効果的です。 「Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)」を意識することで、どんな人に訴求すべきなのか、何を伝えたいのかがはっきりします。
例えば美容院のチラシの場合、
- だれが「20~30代女性」
- いつ「平日の仕事帰り」
- どこで「自宅の最寄り駅周辺」
- なにを「カット・カラーをお得な料金でできる」
- なぜ「平日の空いている時間帯にも集客したい」
- どのように「クーポンを持参してもらう」
とった具合に設定すると、より具体的なターゲット像が明確になり、ターゲットに向けた言葉選びやデザインの方向性が見えてきます。
2.載せる情報を整理する
ターゲットやチラシの目的が明確になったら、チラシに載せる情報を整理しましょう。タイトルやキャッチコピー、説明文やアピールポイントなど、チラシに載せたい情報をすべて書き出します。
そこで気をつけたいのが、チラシに載せる情報は多すぎないようにするということ。自社のオススメ商品やアピールしたい内容がありすぎて、つい文字ばかりのチラシになってしまうことがあります。しかし文字が詰まったチラシは読みにくく、相手に読む気力を失わせてしまいます。
載せたい情報は優先順位をつけ整理し、パッと見て全体が読みやすいと感じる文字量を意識しましょう。
3.画像を選ぶ
画像はチラシの印象を左右する、重要な要素のひとつです。画像があることで、文章を読まなくてもお店の雰囲気や商品のイメージを瞬時に伝えることができます。
まずは写真にするのか、イラストにするのかを選びましょう。写真にする場合、人の顔の写真は目に留まりやすい傾向にあります。
4.デザインを考える
チラシに載せる必要な情報が揃ったら、タイトルや写真の配置など、チラシ全体のデザインを考えます。とはいえ初心者にとっては、デザインを考えるのはハードルが高いかもしれません。
インターネットでは無料のデザインテンプレートがたくさんあるので、イメージに近いものを参考にしてみるのもよいでしょう。
読みやすいチラシのレイアウトのコツ
チラシはパッと見ただけで、読みやすく内容が分かりやすいものであることが大切です。読み手の関心を引く、読みやすいチラシのレイアウトのコツを解説します。
インパクトがあるデザインとキャッチコピー
最初は読む気がなかったのに、インパクトのあるデザインやキャッチコピーに思わず目が留まってしまった、という経験は誰しもがあるのではないでしょうか。
インパクトのあるデザインとキャッチコピーは、チラシ制作において読み手の関心を引くために重要です。見てほしい写真やコピーを大きくレイアウトしたり、奇抜な配色で目立たせたりするなど、ほかの郵便物やチラシに埋もれないようにする工夫が必要です。
配色を考える
読みやすいチラシの配色とはどんなものなのでしょうか。
チラシの配色は、次のような3色が基本です。- ベースカラー(全体の70%を占める)
- メインカラー(全体の25%を占める)
- アクセントカラー(全体の5%を占める)
まずはチラシのイメージや印象に合う、メインカラーを選びます。次にメインカラーと相性のよいベースカラー、アクセントカラーを選びましょう。
背景色と文字色は、濃淡に差をつけると読みやすくなります。 背景が薄い色であれば文字は濃い色を、背景が濃い色の場合文字は薄い色を選びましょう。 また配色を考えるうえで注意したいのは、チラシ全体を目立たせようとたくさんの色を使いすぎてしまうこと。たくさんの色を使いすぎるとどこを目立たせたいのかが分かりにくくなり、ごちゃごちゃとした読みにくい印象になります。使用する色は多くても3~5色までにすると、すっきりとまとまった仕上がりになります。
イメージに合ったフォント選び
チラシのフォント選びは、設定したターゲットやイメージによっても異なります。
「ゴシック体」はシンプルで読みやすく、信頼感や安定感を与えます。力強い印象で男性的なイメージもあるため、男性向けのチラシと相性がよいでしょう。
また「手書き風文字」や「丸ゴシック体」などは、柔らかく温かみのある印象を与えるため女性向けのチラシに向いています。
上品で繊細な印象を与える「明朝体」も、女性向けチラシと相性がよいでしょう。
余白をあける、揃える
読みやすいチラシのデザインでは、余白のバランスを考えることも重要です。
余白が少なく写真や文章で詰まっているチラシは窮屈な印象を与え、相手に読みにくさを感じさせてしまいます。
目立たせたい写真やコピーの周りにはあえて余白をつくることで、目に留まりやすいデザインとなります。また並列させたい写真や説明文はブロックごとにまとめ、端を揃えるようにレイアウトすることで格段に読みやすくなるでしょう。
フォントは複数のものを使用しすぎると読みにくくなるので、バランスを考え統一感が出るよう意識してください。
視線の動きを考える
人はチラシを読むときに、無意識に視線が「左上→右上→左下→右下」というように「Z」の動きで移動するという法則があります。そのため一番大事な情報は、左上に配置するのがおすすめです。
この視線の法則を知らずにレイアウトすると、大切な情報を読み飛ばされてしまう可能性があります。最初に目につく場所に配置することで、情報を認知されやすくなるでしょう。
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