【外壁塗装業のチラシ作成】反響をアップさせるデザインのコツとテクニック
投稿日:2023.12.13
「チラシを配ってもイマイチ反響がない…」「同業他社と差別化したいがどうしたらよいのか分からない」など、集客に困っている外壁塗装業の方は多くいると思います。地域密着型である外壁塗装業の集客を効果的に行うチラシ作成のコツを解説します。
外壁塗装業のチラシに記載すべき5つの項目
外壁塗装を依頼するお客様は、どんな商品や価格であるかよりも、どんな人にやってもらうかを重要視する傾向があります。そのため集客のチラシにおいても、業界特有の視点でアピールすべきポイントがあります。チラシの反響をアップさせる、5つの項目を解説します。
社長や職人の顔写真
一般的に外壁塗装を依頼するお客様は外壁塗装に詳しくないことが多く、どうやって業者選びをしたらよいのか分からない人も少なくありません。また大切な家の塗装をお願いするとなると、信頼できる相手かどうかを慎重に見極めようとします。 そんなときチラシに顔写真があることで、どんな人が担当してくれるのかが分かりやすく安心感を与えることが出来ます。また顔写真があることで親しみを持ってもらいやすくなり、問い合わせのハードルを下げることができます。
特に強面な職人さんは怖くて近寄りがたいイメージを持たれてしまいがちですが、笑顔の写真を載せることで親近感を持ってもらいやすくなります。また年齢が若く、技術が伴っているのか不安視されてしまうような場合は、真剣な表情で仕事をしている写真を載せることで、信頼性や品質の高さを印象づけることができます。特に代表者である社長の写真は、親しみやすく信頼されそうな写真を選びましょう。
自社の強み
他社にはない自社の強みを記載することで、同業他社と差別化させるポイントになります。職人のスキルの高さや丁寧な作業、多くの施工実績など、自社の強みはお客様にとってどのようなメリットがあるのかにつなげ、分かりやすく伝えましょう。
なかでも会社の理念や社長の想いをチラシに掲載すると、反響率がアップする傾向があります。お客様は安心して任せられるかどうかを重視するため、会社や社長の想いを伝えることで、仕事に対する熱心さや丁寧さ、誠実さをアピールすることができます。同じ価格帯の同業他社と迷っていた場合、理念や想いを記載した会社の方が親近感を持たれやすいのは明らかでしょう。
また会社の強みだけでなく、弱みもあえて見せることも印象アップに効果的です。いいことばかりを書いていると、「本当なのかな?」と不安になる人も少なからずいます。弱みも包み隠さず見せることで、見栄を張らない・隠し事のない誠実な印象となり、安心して仕事を依頼しやすくなります。弱みをカバーする対策も事前に明示しておくことで、万が一何かあっても対応してもらえるという安心感につながります。
実際の施工事例
外壁塗装の知識のないお客様に仕上がりをイメージしてもらうには、過去の施工事例を見てもらうことが最も分かりやすく効果的です。実際の施工事例をチラシに掲載することで業者選びの判断材料にしてもらえます。ビフォア・アフターの写真を使うなど、分かりやすい写真と説明で記載しましょう。仕上がりが見えることはお客様に信頼感を与え、安心して選んでもらえる要素のひとつになるでしょう。
保有資格
社長や職人の保有資格をチラシに記載すると、お客様に安心感や信頼感を与えることができます。外壁塗装に知識のないお客様でも、資格があることで技術や品質を保証する目安となるためです。
特に社長の保有している資格や知識・専門性などを紹介すると信頼度が上がるでしょう。また表彰されたなどの客観的な実績は、会社としての品質の高さや信頼性を証明する目安となります。
記載する資格は外壁塗装に関わるものだけでなく、そのほかの資格もあれば積極的に記載しましょう。外壁塗装に付随した依頼につながる可能性もあります。
フォロー体制
お客様にとって、仕上がりが見えないものを契約するにはさまざまな不安がつきものです。そのため施行中のトラブルやクレーム対応、仕上がり後のイメージとのギャップなど、もし何かあったときにしっかりと対応してくれる会社なのかを事前に判断したいと考えます。
お客様に安心して依頼してもらうためにも、お客様がよく感じる具体的な懸念事項を記載し、どのようなフォロー体制があるのかを記載すると分かりやすいでしょう。
外壁塗装業のチラシデザインのコツ
見た目のインパクトを重視する
人がチラシを手に取り、必要かそうでないかを判断する時間は1~2秒だと言われています。その数秒で。たくさんのチラシの中から瞬時に「外壁塗装業」と認知してもらうためには、見た目のインパクトが必要になります。できるだけタイトルは大きく、目立つ色を使用するなど、シンプルに見やすくすることが大切です。また人の写真があると目を引きやすくなります。
伝えたい内容はわかりやすく
先ほど会社の理念や想いを記載すると効果的と解説しましたが、伝えたい内容をすべて盛り込むことはおすすめできません。チラシの読み手にとって、文字ばかりで内容が長くなればなるほど読む気を失わせてしまいます。要点を絞り、分かりやすくなるよう意識しましょう。
またお客様は「どんな人になら安心して任せられるか」を重要視すると解説しました。そのため商品の特徴や価格のメリットよりも、働く従業員の人柄や雰囲気が伝わる内容を意識しましょう。
外壁塗装業チラシの効果的なポスティング戦略とは?
台風シーズン前後に集中して配布する
日本では夏から秋にかけて、台風が多く上陸します。台風が来ると外壁に傷がついたり、雨漏れしたりするなど、屋根や外壁修理の需要が高まります。そのシーズンを狙ってポスティングすることで反響を獲得しやすくなります。
台風は8~9月にかけて多く到来するので、その前後の7~9月がポスティングのよいタイミングです。キャッチコピーにも「台風の備えや補修に」とアピールすることで、必要性を感じている人の関心を引くことができるでしょう。
戸建て物件への配布が効率的
外壁塗装業のチラシは、戸建て物件を中心に配布しましょう。特に築年数の経過している場合が契約につながりやすいので、古い住宅があるエリアに重点的に配布するとよいでしょう。例えば50代以上など世帯を絞り、「メンテナンスをしておくことで老後も長く安心して住める」という内容をアピールすると効果的です。マンションやアパートは一度にたくさん配布するのに向いていますが、受注率が高くない傾向があります。
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