【チラシデザインの基本】配色で効果的なチラシを作るポイント
投稿日:2023.03.10
チラシ作りの重要な要素のひとつに「配色」があります。配色のバランスによってチラシを読みやすくするだけでなく、読み手にアピールしたい内容やイメージを伝えやすくします。チラシをより効果的なものにする、配色の選び方をご紹介します。
配色の効果と重要性
色は無意識のうちにチラシの印象を左右し、人の気分や行動にも影響を与える効果があります。「どのようなターゲットにどう感じてもらいたいか?」をしっかり設定したうえで、チラシの配色を決めましょう。配色の効果と、チラシの種類ごとの使い方をご紹介します。
赤色
赤色はエネルギーや力強さ、情熱や愛などを連想させる色であり、心拍数の上昇や気分の高揚、血圧上昇を促す効果があります。視線を引く目立つ色であり購買意欲を刺激するので、セールやイベントのチラシ、キャッチコピーを目立たせたいときに使うとよいでしょう。食欲増進の色でもあることから、飲食店のチラシにも向いています。
黄色
黄色は太陽や光などを連想させるポジティブな色です。元気が出て楽しい気分にさせてくれる一方で、目立つことから警告をする場合にも使われます。学習塾チラシ、子供向けイベントチラシ、新規オープンチラシなどに向いています。
青色
青色は空や海など、自然を連想させる色です。思考力や集中力を高め、気持ちを穏やかにする効果があります。また信頼や安定、誠実さを感じさせるため、会社のロゴや警察官の制服などにも用いられています。チラシでは飲料水、水道工事、金融機関などに向いています。
緑色
緑色は木や森など自然を連想させる色で、リラックス効果や癒し効果のある色です。健康的なイメージがあるため、健康食品や食品系のチラシと相性がよいでしょう。またリラックス・リフレッシュを連想させる色なので、マッサージや整体、エステサロンのチラシにも向いています。
黒色
黒色は高級感を感じさせ、ラグジュアリーで落ち着いた印象を与えます。また気持ちを引き締める効果がある一方で、威圧感や不安感を与える色でもあります。高級マンションや高級飲食店などのチラシに向いていますが、敷居を高く感じさせ人が入りにくくなってしまうこともあります。
配色3つのルール
チラシをつくる際、あちこち目立たせようとついつい色を使いすぎてしまうことがあります。色が多すぎるとどこが重要なのか分かりにくく、ターゲットに読む気を失わせてしまいます。スッキリ見やすいチラシを作るためにも、知っておきたい配色の基本ルールを解説します。
ルール1 「70:25:5」の比率
チラシの配色は3色に決めて使い分けるとバランスがよくなります。70%を占めるベースカラー、25%を占めるメインカラー、そして5%を占めるアクセントカラーを決めましょう。
ベースカラーは最も面積が広く、背景の色などに使われます。そのため白や薄い色などがよく馴染むでしょう。
メインカラーはロゴやキャッチコピーなど目立たせたい文字に使います。チラシの主役になる色なので、ターゲットの好みそうな世界観や色合いをイメージして選ぶとよいでしょう。
そしてアクセントカラーは、特別目立たせたい箇所に使います。メインカラーと真逆の色にすることで、メリハリが効いた印象になります。この「70:25:5」の比率を知っておけば、見た目がスッキリし読みやすいチラシになるのでぜひ意識してみてください。
ルール2 コントラストを意識
コントラストとは、異なる色同士の対比を指します。その差が大きいほどコントラストが際立ち、チラシ全体にメリハリがでます。背景が薄い色であれば、文字はその反対の濃い色にしましょう。
さらに明度と彩度を上げると、よりハッキリと読みやすくなります。明度とは色の明るさを表し、彩度とは色の鮮やかさを表します。いずれにせよ文字が背景と同化しないようコントラストを意識することで、読みやすく伝わりやすいチラシになります。
ルール3 多色使いに注意く
配色は3色、多くても5色までに絞りましょう。商品の魅力を伝えようとつい色を多く使いたくなりますが、色が多すぎるとごちゃごちゃした印象になるので注意が必要です。もし色を増やしたい場合は類似色、または無彩色(黒・白・グレー)にすると馴染むでしょう。色を厳選することでより統一感のある、洗練された印象になります。
チラシの配色でチェックしたいポイント
統一感のあるチラシの作りでは、配色のバランスだけでなくチラシの内容と色のイメージが合っているかどうかも重要です。内容と色のイメージがずれていないか、チェックするポイントを解説します。
業種に合った色使いか
業種や業態によって、しっくりくる配色はおおよそ決まってきます。例えば飲食店の場合、寒色系は食欲を減退させる効果があるので避けたほうがよいでしょう。赤やオレンジといった食事をおいしそうに見せてくれる配色がおすすめです。また明るい配色であればカジュアルなレストラン、黒や茶色といった濃い色は料亭や高級レストランとった具合に、色の選び方によってお店の格式を表現することもできます。
ほかにも青は信頼感や誠実さを印象付けるので、銀行や保険会社、士業や専門サービスといった業種のイメージに合うでしょう。
緑は優しくナチュラルな雰囲気を与えるので、健康食品や整体、介護系サービスなどの業種と相性が良いでしょう。
このように商品やサービスの内容にふさわしい配色選びをすることで、よりチラシの内容が伝わりやすくなります。逆に合わない色を選んでしまうとチラシの効果を半減させてしまうので注意が必要です。
ロゴやコーポレートカラーに合っているか
一目見ただけで「この色といえば○○」と連想させるほど、色にはインパクトがありイメージを印象付ける力があります。そのため商品のロゴや企業のコーポレートカラーは、色そのものがブランドとして認識されるとても重要なものです。
どんな配色にすればよいか迷った場合は、社風やコンセプトなどに沿って決めるとよいでしょう。情熱や一生懸命さを伝えたい場合は赤、信頼や知性をアピールしたい場合は青といった具合に、与えたいイメージとリンクさせましょう。また競合他社と色がかぶってしまいそうなときは、トーンを変えて差別化するなど工夫することをおすすめします。
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