ポスティングのトラブルを避ける!注意すべき8つのポイント

ポスティングは短期的に効果が期待できる一方で、配り方次第でトラブルを招くことがたびたびあります。気を付けていれば避けられるケースもあるので、事前に注意すべきポイントをチェックしておきましょう。

 

ポスティングで起きやすい8つのトラブルと予防策

ポスティングで実際に起こりうるトラブルと、その予防策をご紹介します。

配布禁止先への投函

ポスティングで発生するトラブルの原因のひとつに、配布禁止先への投函があります。「チラシお断り」「投函禁止」など張り紙があるにもかかわらず、張り紙を見落とし、誤って投函してしまうことでクレームになるケースです。張り紙が古く薄くなっている、植木などに隠れ見えにくくなっていることもあります。張り紙がより見えるよう明るい時間帯にポスティングし、投函禁止先はリスト化するなどして再発防止に努めましょう。

 

ターゲットの相違

誤ってターゲットに沿わない世帯に配布してしまうと、トラブルにつながりかねません。例えば高齢の世帯に、子ども向けの学習塾のチラシが入っていたらどうでしょうか。「なぜうちに?」と嫌がらせのような不快感を持たれ、クレームにつながる可能性があります。チラシのターゲット層をよく理解したうえで、エリアを確認しながらポスティングしましょう。

 

雨で濡れたチラシを投函

雨の日のポスティングでは、配布するチラシが濡れたまま投函されてしまうことがあります。そうした場合、すでにポストに入っていたほかの郵便物も濡れてしまい、クレームにつながります。濡れないよう気を付けていても、ポストの投函口が濡れていると雨の雫が付いてしまうかもしれません。この場合、そもそも雨や雪の日のポスティングは避けたほうがよいでしょう。

 

破損したチラシを投函

破れていたり汚れていたりするチラシを投函することで、クレームにつながりやすくなります。破損しているチラシはチラシのイメージを下げるだけではなく、受け取り側の読む気を失わせます。なぜなら破損したチラシを受け取った側にとっては、ゴミを入れられたような不快感があるからです。チラシを投函する際に汚れたり折れてしまうことがないよう、一枚一枚丁寧に気を配る必要があります。

 

同じチラシを何枚も入れる

本来一枚一枚投函すべきチラシを、重なっていることに気が付かず複数枚入れてしまうことがあります。また悪質なスタッフの場合、早く仕事を終わらせたいという理由などから何枚も入れるといったケースも。受け取り側は同じチラシを何枚も入れられることで不快に感じ、チラシの企業に対しイメージダウンになる可能性もあります。重なって投函しないよう、指サックや滑り止め付き軍手を活用することがおすすめ。

また故意にやる場合、質の悪いポスティング業者を避けることが大切です。スタッフの教育がきちんと行き届いているか、配布状況を把握できる仕組みがあるかなど、ポスティング会社を選ぶときのポイントにするとよいでしょう。

 

深夜にポスティングを行う

深夜や早朝など、人があまり活動していない時間帯にポスティングをすることで、不審者と間違われクレームになることがあります。特に一人暮らしの女性や高齢者世帯の場合、暗い時間に外を人がうろついているだけで不安になります。相手に恐怖心や不安を与えないよう、明るい時間帯にポスティングすることをおすすめします。またその際も、ポスティング業者だと分かる格好をするとなおよいでしょう。

 

管理人の許可を取らずにポスティングする

集合住宅においては、チラシを投函する際に管理人に許可をとることが一般的です。しかし管理人が不在であったり、許可なくポスティングしたりすることでクレームにつながる可能性があります。トラブルを避けるためにも、管理人さんにはあらかじめ許可をとっておくと安心です。

 

チラシが辺りに散らばっている

集合住宅にありがちですが、チラシが床に散乱していることでクレームにつながることがあります。足元の邪魔になるだけでなく、見た目も悪く住人に不快感を与えます。配る際には落としたり風などに飛ばされたりしないよう、チラシの持ち運び方や投函方法に注意しましょう。投函したチラシが飛ばされないよう、しっかりとポストの奥まで入れるのもポイントです。

 

ポスティングトラブルが違法になるケース

住人の許可を得ずポストにチラシを投函するポスティングですが、それ自体を禁止する法律はなく、違法にはなりません。

しかし場合によっては、違法と判断されるケースあります。 住人から「投函禁止」の要請があるにもかかわらずポストに投函することで、「住居侵入罪」(刑法第130条前段)にあたります。「住居侵入罪」とは正当な理由がなく人の住居などに侵入する犯罪を指し、法定刑は「3年以下の懲役または10万円以下の罰金」となります。住人から直接要請を受けていなくても、「チラシお断り」の張り紙があればその意志となるので注意が必要です。

 

トラブルが発生してしまったら

どんなに注意をしていても、トラブルが起きてしまうことはあります。そんな時はどう対応すればよいのでしょうか。

迅速にお詫びの連絡を入れる

トラブルが起きてしまった場合は、迅速に謝罪をしましょう。対応は早ければ早い方がよく、相手に誠意を伝えやすくなります。こちらのミスを認め丁寧に謝ることで、相手の怒りを早く収めることができます。さらに再発防止のために、相手の名前や住所を聞いておきましょう。具体的な対応策を伝えることで、相手も納得してくれやすくなります。相手に何を言われても、冷静に対応することが大切です。

 

再発防止策を共有する

トラブルの事例と相手の情報をリスト化し、配布スタッフと情報共有しましょう。経験豊富で教育がしっかりされているポスティング会社は配布先禁止リストを多く持っており、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

 

信頼できるポスティング業者に依頼する

ポスティング作業は簡単なようで、注意すべきポイントが多々あります。またその場の状況によって判断しなければならないこともあるので、信頼できるポスティング業者に依頼すると安心できるでしょう。

 

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【参考】配布スタッフが、ポスティングの反響UPのカギ!

配布スタッフが、ポスティングの反響UPのカギ!

 

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