マーケティングを活かすチラシとは?ターゲティングと効果測定のコツ

ポスティングはただチラシを配るのではなく、マーケティングの視点を取り入れることによって反響率に大きな差が出ます。ポスティングチラシにマーケティングを活かすとはどのようなことをしたらよいのでしょうか。そのポイントを解説します。

 

 

チラシとマーケティングの関係

マーケティングとは、企業の商品やサービスの「売れる仕組み」をつくることを指します。具体的には消費者が何を求めているのかを調査し、商品開発や販売戦略、広告宣伝から効果検証までを行う一連のプロセスをマーケティングといいます。

ポスティングを検討しているのであれば、「できるだけコストをかけずに、高い反響を得たい」と考えることでしょう。ポスティングにマーケティングの視点を活用することで、無駄なコストを避けながら、効果的にチラシの情報をターゲットへ届けることが可能になります。ポスティングの強みといえばその地域性の高さや詳細なエリア設定が可能なこと、また細かいターゲット選定ができる点にあります。ポスティングの強みを活かし、さらにマーケティングの視点を上手に取り入れることによって、反響率アップを狙いましょう。

 

マーケティング視点で考えるチラシ作成の3つのポイント

マーケティングの視点を取り入れるとは、具体的にどうすればよいのでしょうか。チラシを作成するときに意識したい、3つのポイントを解説します。

ターゲットを明確に設定する

マーケティングに欠かせないのが、明確なターゲットの設定です。ターゲットがあやふやなままでは誰にも刺さることなく、チラシは見てもらえず捨てられてしまいます。年齢や性別、世帯年収や家族構成など、誰にチラシを読んでもらいたいのか、チラシを見てどう行動してほしいのかを意識し、絞り込みましょう。

例えば新築住宅の広告の場合、ターゲットは賃貸住居に住むファミリー層になります。「30代の夫婦と未就学児の子どもが2人いる世帯で年収は約〇〇万円」といった具合に、具体的な顧客像を設定しましょう。ターゲットが明確になることで、チラシのフォントや写真、キャッチコピーや色合いといったデザインの方向性が決まっていきます。さらには配布エリアや配布時期、曜日などまで左右されます。

ターゲットを明確に設定したら、彼らの悩みや求めているものを想像してみましょう。するとどんな写真やどんなキャッチコピーであれば興味を引けるのか、見えてくるかもしれません。読み手に「これはまさに自分のことのようだ!」と共感し、思わず目を留めてももらうためにも、ターゲットを明確に設定することは重要です。

 

顧客が得られる利益をアピールする

チラシ制作では、おすすめメニューや商品の特徴、お客様への想いなど、つい自分たちが伝えたい情報を先行して載せてしまいがちです。しかしそこに、顧客の目線を忘れてはいけません。自社の商品やサービスを購入することで、顧客はどんなベネフィット(利益)が得られるのかを分かりやすくアピールしましょう。

例えば産地直送の食材が強みのレストランの場合、顧客にどんなベネフィットがあるでしょうか。新鮮な野菜や料理が堪能できるのはもちろん、「ゆったりとした落ち着いた店内ではラグジュアリーな時間を過ごすことができます」といったように、居心地の良さを体験できるのかもしれません。来店することでどんな楽しさや快適さを得られるのかまで記載すると、より魅力が伝わるでしょう。

顧客の得られる利益は、つまり自社商品やサービスの強みでもあります。自社にはどんな強みがあり、商品・サービスを購入することで、顧客はどんな利益や幸福感、満足感を得られるのかを具体的にアピールしましょう。

 

お得な情報を記載して読み手を惹きつける

チラシに目を留めてもらうには、無料キャンペーンや特典など読み手にとって有益なお得情報を載せることも効果的です。いますぐに購入する気がなくとも、「ちょっと行ってみようかな」「特典だけもらっておこう」など、足を運んでもらえるきっかけになります。 またクーポンをつけておくことで、チラシ自体を保存してもらえる可能性が高くなります。デリバリーや美容院など、「今すぐに利用はしないけれどタイミングがくるまでとっておこう」と再び見てもらえるでしょう。

一度来店してもらい商品やサービスが気に入ってもらえたら、リピーターになってくれるかもしれません。そのためまずは興味を持ってもらうために、読み手を惹きつけるお得な情報を載せてみてはいかがでしょうか。

 

 

エリア選定に商圏データを活用する

チラシの配布エリアを選定する際に、商圏データを活用する方法があります。商圏データとは国勢調査などの国の統計データや企業が持つ顧客データのことで、人口や消費支出、ライフスタイルや年収といった地域の属性や傾向、市場規模などを把握することができます。そのためチラシの効果が見込めるエリア選定に役立てることができ、狙ったターゲットにダイレクトにポスティングができます。

 

 

 

チラシ配布後は効果測定を

ポスティングは、ただチラシを配って終了ではありません。一度ポスティングをしたら、ぜひ効果測定を行いましょう。ポスティングの反響はどのくらいあったのか、何が良かったのか・悪かったのかを把握することができます。把握した情報を分析し次のポスティングに活かすことで、さらなる反響が期待できるでしょう。ではどのように効果測定を行うのでしょうか。その方法を解説します。

チラシを持参してもらう

チラシにクーポンを付けたり、「チラシを持参した方にプレゼント」など文言を付けることによって、どのくらいチラシの効果があったのかを測定することができます。また「予約の際にはチラシを見たとお伝えください」と記載すると効果的でしょう。そうして来店・来場してくれた顧客の反響率は、次の計算式で計算できます。

チラシを持参して来店した組数÷チラシの配布部数×100=来店反響率(%)

 

QRコード・クーポンコードを記載する

チラシごとにQRコードやクーポンコードを記載しておくことで、ウェブサイトにアクセスした際、どのチラシを見たのかを測定できます。どれくらいの人がアクセスしたかをユニークユーザー数(UU数)といい、次の計算式で反響率を算出できます。

ユニークユーザー数(UU数)÷チラシ配布枚数×100=反響率(%)

 

アンケートを実施する

来店・来場してくれたお客様や、ウェブサイトにアクセスしてくれたユニークユーザーに対し、アンケートを実施して計測することができます。

「何を見て来店(アクセス)しましたか?」という項目を設ければ、どのくらい顧客がチラシを見てくれているのかが把握しやすく、参考になるでしょう。

 

専用のフリーダイヤルを用意する

専用のフリーダイヤルを用意することで、予約や問い合わせなどを集約して把握できるようになります。フリーダイヤルの反響率を計算する方法は以下のようになります。

専用ダイアルの受電数÷チラシ配布枚数×100=反響率(%)

 

 

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日本ポスティングセンターはただチラシを配布するだけではなく、「反響アップにつなげるまでが日本ポスティングセンターの役割」だと考えています。

これまで当グループ会社で2000万部以上のチラシを配布し、その中で効果測定におけるノウハウや改善方法を蓄積してきました。 「ZENRINの商圏データ」を活用したエリア選定や、ポスティング後には配布報告書を提出しています。さらにお客様との面談、戦略的な作戦会議を実施します。 そうして収集したデータを次のポスティングに活かしながら、反響がでる配布方法・配布エリア選定など、改善に向けてご提案しています。

もし、この記事を読んで日本ポスティングセンターのポスティングに興味を持たれたなら、下記までお気軽にお問い合わせください。ポスティングの単価や配布エリアのご提案まで、ご案内しています。

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