徒歩のポスティングを効率的に!徒歩のメリットと注意点を解説
投稿日:2022.12.09
ポスティングの移動手段には徒歩や自転車、バイクや車が使われますが、なかでも徒歩は初期費用がかからず、誰でもすぐに始めることができます。徒歩でポスティングするメリットと注意点をご紹介します。
徒歩のポスティングのメリット・デメリット
徒歩でのポスティングは、マンションや集合密集地など、家と家の距離が近いエリアに向いています。1日に何百枚、何千枚と配らなくてはいけないなかで、自転車やバイク・車を停める時間や場所を探すのも積み重なれば大きなタイムロスになってしまいます。徒歩でサクサクと配布できるのは非常に効率的です。また徒歩であれば自転車やバイクなどを買う初期費用がかからず、すぐに配り始めることができます。車両では入りにくい狭い道もラクラク通ることができ、一方通行や進入禁止、駐車違反など気にする必要がありません。また事故を起こす心配もなく、たくさん歩くことで健康に良いという面があります。
このように徒歩でのポスティングにはメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。長時間大量のチラシを持って歩くのは、肩や腰に相当な負担になるでしょう。例えばA4サイズの光沢紙1000部のチラシの重さは、6kgを超えます。その重さを抱えながら長時間歩くのは、じわじわと体に負荷がかかります。少量ずつに分けて配布するにも、チラシを補充するために拠点に戻る回数が多くなり、どうしても時間がかかってしまうでしょう。そして徒歩であるがゆえに、天候や気温に大きな影響を受けます。極寒や酷暑の日は体調を崩さないよう気を付けなければなりません。そして何より、徒歩であることは広範囲のポスティングには限界があります。
ペース配分を考えずに最初から頑張りすぎてしまうと体調を崩してしまい長く続きません。徒歩でのメリット・デメリットを考慮したうえで、状況によってポスティング方法を変えてもよいかもしれません。
徒歩のポスティングで気を付けたいこと
徒歩でポスティングをするときに気を付けたいのが、チラシはできるだけ少量持ち運ぶということです。チラシの束を長時間持ち運ぶことは、想像以上につらい作業になります。補充をするのが面倒だからと一度に大量のチラシを持ち運ぶと、肩を痛めてしまうことも。無理をしすぎると疲労が蓄積し、翌日以降のポスティングにも支障がでてしまうかもしれません。チラシを取りに戻るのは面倒に感じられるかもしれませんが、長い目でみて少しずつ持ち運ぶことをおすすめします。 また初めて行く場所や慣れない土地でたびたび起こりがちなのが、チラシを積んだ自転車をどこに置いたのか分からなくなってしまうケースです。自転車を停める場所は分かりやすいよう、コンビニや公園、目立つ目印のある場所などにしましょう。
ポスティングに重要なカバン選び
徒歩でのポスティングでは、カバン選びが重要です。持ちにくいカバンを使用することはポスティングの効率を下げるだけでなく、必要以上に体に負荷をかけてしまいます。良い姿勢をキープすることで長時間のポスティングも疲れにくくなるので、配りやすい・良い姿勢を保てるという視点でカバン選びをしましょう。
肩掛けカバン
少ない部数のポスティングであれば、肩掛けカバンがおすすめです。たすき掛けや肩にかけることで両手が空き、チラシを取り出すのも楽でしょう。しかし同じ肩にばかりかけてると疲労が蓄積したり、知らず知らずのうちに姿勢がゆがむ原因になります。左右交互の肩にかけるよう意識しましょう。また肩掛けかばんは比較的安価なものが多く、購入しやすいというメリットもあります。型崩れしにくく、ショルダーベルトがしっかりしているものだと使いやすいでしょう。選ぶ際は素材も大切。雨に濡れても大丈夫なよう、ナイロンなど撥水性の高い素材だと安心です。
リュックサック
たくさんのチラシを持ち運ぶ場合や、長時間ポスティングする場合はリュックサックがおすすめです。両肩に負荷を分散できるので疲れにくく、姿勢も崩れにくいというメリットがあります。両手が空くことで効率的にポスティングでき、移動で自転車やバイクを運転する時にも楽でしょう。一方で、チラシを取り出すときはいちいち下ろさなくてはならず、面倒に感じることもあるかもしれません。そんなときはリュックサックを前にかけたり、手持ちのバッグと併用するとより効率が上がるでしょう。
できるだけ両手をフリーにする
ポスティングを効率的に行うには、できるだけ両手をフリーにしましょう。左手にチラシを持ち、右手で投函するのが一般的なポスティング方法だと思いますが、慣れていない場所だと地図を見ながら投函するケースも。両手が使えないと効率が悪く、タイムロスにつながります。またポストからはみ出さないようしっかりと投函するのにも、両手が使えた方がいいでしょう。はみ出してしまうと落下したり折れてしまうので、丁寧に投函するためにも両手がフリーにしておくことは重要です。カバンを併用するなど工夫して両手を空け、ポスティングの効率をアップさせましょう。
ポスティングの効率を上げる3つのポイント
ポスティングはただ闇雲に配るよりも、意識することでグッと楽になるポイントがあります。
小物を活用する
ポスティングの効率をアップさせるためには、小物を活用することもひとつの手です。特に冬場など乾燥する時期は、指先も乾燥してチラシが取りにくくなります。指サックやゴム付き手袋(軍手)を使えばチラシをめくりやすくなり、配布スピードも上がるでしょう。また紙で指を切ってしまうことも防げます。
姿勢に気を付ける
良い姿勢で歩くことで無駄なエネルギーを使わず、疲れにくくなります。同じ量のポスティングをしても、体への負荷が軽く感じるでしょう。正しい姿勢を意識する習慣を身につければポスティングだけではなく、日常生活においても消費エネルギーが高まり良い運動になるでしょう。正しい姿勢は頭上から背中、かかとまでを一本の線で吊られている感覚をキープします。へそやおしりにキュッと力を入れると、体幹がしっかりします。目線は高く、胸を張って歩きましょう。
配布ルートを作る
動線に無駄がないよう、事前に地図をチェックしルートを決めておくとスムーズです。どのように回れば効率的かをシミュレーションしておくことで、当日のタイムロスを減らすことができます。もっと言うと地図を頭に入れてしまえば、その都度地図をみる必要がなくなり、さらに効率は上がります。地図は書き込めるものを持参するのがおすすめ。道に迷わないだけでなく配布済みを書き込めたり、配布禁止先も把握できます。地図を活用することで格段にミスを減らすことができるでしょう。
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