ポスティング「エリア選定」のための3つの手順とは?

どのエリアで、ポスティングをしたらいいのか。チラシの反響率に影響するだけに、「エリア選定」は慎重に行いたいもの。
しかし、実際のところ、どのように決めていけばいいのか悩ましいところです。当然ながら、むやみにポスティングした場合、ムダにチラシを投函することになりかねません。そこで今回は、ポスティングにおけるエリア選定について解説します。

 

その1 ターゲットを決める

エリア選定をする場合、まず行いたいのが「ターゲット」を明確にすることです。どんな人が、あなたが提供するサービス・商品を求めているのか。それもわからず配布するほど、ムダなことはありません。明確なターゲットを決めることで、エリア選定のヒントにつながります。

ターゲットを決めるヒントとしては、できるだけ絞るのが方法の一つです。たとえば、日用品を売る店舗の場合、商品が商品なだけに幅広い消費者が利用します。ターゲットを絞らなくても、それなりに効果はあると考えられます。
そこで、より反響率を高めたいのであれば、たとえば主婦層に絞ってみるのです。ターゲットを明確にしたことで、チラシの効果が変化していくでしょう。

主婦向けなのか、高齢者向けなのか、子ども向けに提供するものなのか…。提供するサービス・商品によって、チラシを配布するターゲットが変わります。いきなりエリアを選定するのではなく、必ずターゲットを見極めたいものです。

 

その2 店舗の特性から配布エリアを決める

日常品のような毎日使う商品を提供するお店、週に数回利用するお店、何ヵ月に数回だけ利用するお店など、お店のタイプはさまざま。当然のことながら配布エリアは、お店の特性によって変わってきます。

たとえば、塾やスポーツジムなどは、利用頻度が高いため、歩いていけるエリア内でポスティングすることになります。そこで店舗をベースに、地図上で500m、1km、3kmなどの同心円を描き配布エリアを決めます。徒歩なら半径500m~700km程度、自転車なら半径1km~2km程度。自動車なら半径3km~5kmくらいで想定します。

 

[ポイント! ] 円ではなく、詳細な区画等で絞ろう。

 

配布エリアを決めるために、店舗を中心に「円」を描いて決めると書きました。これはあくまで「おおよその範囲」を決めるためのもの。この円のままチラシを投函しても効率が悪いだけでなく、効果が期待できないでしょう。
そこで実質的な配布エリアを決めるために、その円の中からターゲットとなる「区画」などを絞る必要があります。エリアを絞るためのヒントは、つぎの項目でご紹介します。

 

その3 エリア特性を知り、エリアを絞る

配布エリアを絞る手かがりとしては、「地域性」が一つカギとなります。
要はターゲットが住んでいそうなエリアの地域性を把握することです。目安をつけた地域に住んでいる人々の特徴を知ることで、適切なアピールが可能になり、ポスティング効果の上昇・売上アップにつながります。

まず手始めに想定している地域を歩いてみることです。戸建て(またはマンション)が多いのか少ないのか、庶民的な街の雰囲気なのか、おしゃれで高級な家やお店があるのかないのか。実際に歩くことで、肌感覚としてエリアの特性がつかむことができます。
同時に調べておきたいのが、周囲の商業施設の状況です。特に同業他社がどのあたりに出店しているのかも把握しておくことで、配布エリアの選定のヒントにつながります。

 

エリアの状況をつかんだら、どのような世帯が住んでいるのか等の具体的なデータを調べましょう。
データの調べ方としては、役所の窓口、各自治体のHPで確認できる他、図書館などにも、詳しい資料が置いてあるケースがあります。そうした各行政単位で公開されているオープンデータから、人口・世帯数・年齢・男女比・年収などを確認しましょう。上記で調べた結果から、配布する区画などを絞ることでエリアの選定が完了します。

効果的にポスティングをするには、買ってくれそうなエリアに、適切なチラシを投函することです。そのために重要なのは、できるだけ詳細な商圏データがあることが理想。上記の場合ではいえば、「地域性を知る」「具体的なデータ」のことです。なぜなら、詳細な商圏データがあれば、それだけ具体的にエリアを絞ることができるからです。

 

日本ポスティングセンターなら、ZENRINの商圏データを使ったポスティングが可能

ZENRINの商圏データを使ったポスティングエリア選定

ZENRINの商圏データを使ったポスティングエリア選定イメージ

 

ポスティングにとって「エリア選定」は、重要な要素の一つです。「なんとなくこのエリアが良いだろう」と勘に頼るだけでは、反響率を上げるのは困難です。そこでエリア選定の精度を高めるために「商圏データ」が必要になってきます。

 

日本ポスティングセンターでは、エリア選定に「ZENRINの商圏データ」を活用しています。その結果、住民基本台帳データや消費支出データをもとにクライアント様が求めるターゲット世帯にチラシを配布できるので、優良顧客を増やすことが可能です。

さらに、見込みの高いエリアに絞ってポスティングができるため、無駄なチラシを配布することがありません。トータルの販促費が削減できるだけでなく、反響率アップも期待できます。

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